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2017年8月1日火曜日

VisualStudioとfor Macのショートカットやインテリセンスなど

「VisualStudio」と「VisualStudio for Mac」でショートカットが少し違う。

何だっけ…ってなった時用。


インテリセンスのウィンドウを半透明にする


「Ctrlキー」を押すと半透明になります。
↓斜線部分が半透明になり、下のコードが見えるようになります。



コメント化


Win
コメント化「CTRL+K、C」
コメント解除「CTRL+K、U」
Mac
コメント化「コマンド+/」
コメント解除「コマンド+/」


インテリセンス


インテリセンスの候補表示中以下のキーにより確定後の動きに違いがでます。

候補の確定
「Tabキー」「Enterキー」

候補の確定+入力キーの文字入力
「(キー」「,キー」「スペースキー」

候補の確定+次の候補表示
「.キー」(c++では「::キー」)

自動挿入された(){}内から外へのカーソル自動移動
連続入力中の()内や{}内で
「Tabキー」を入力すると
自動挿入された()や{}の外へカーソルが自動移動します。

インテリセンスを行うか行わないかの切り替え
Win
候補表示中に、
「Alt+K」
Mac
 なし

パラメーター(メソッドの引数)の説明を表示
メソッドの()内にカーソルを置いて、
「CTRL+Shift+スペース」

クイックヒント、メソッドの説明を表示
Win
メソッド名の上にカーソルを置いて、
「CTRL+K、I」
(メソッド名にマウスカーソルを置いても表示する)
Mac
(メソッド名にマウスカーソルを置いても表示する)



デバッグ



デバッグ実行
「F5」

デバッグ中止
「Shift+F5」

ブレークポイント
Win
ブレークポイントを設定、削除
「F9」
ブレークポイントを全て削除
「CTRL+Shift+F9」
Mac
ブレークポイントを設定、削除
「F9」
ブレークポイントを全て削除
「コマンド+Shift+F9」


ステップオーバー(ブレーク中メソッド内に入らないで処理を進める)
「F10」

ステップイン(ブレーク中メソッド内に入って処理を進める)
「F11」



以下のサイトを参考にしました。

IntelliSense の使用方法
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/ide/using-intellisense
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hcw1s69b(v=vs.140).aspx


メモ:
よく考えたら当たり前の事なんだけど、
「VisualStudio for Mac」の「Xamarin.Mac」でアプリ作った場合、
Windowsみたいに「ClickOnce」や「InstallShield」に対応していないよね。
どのようにするのか、調べておく事。





2017年5月2日火曜日

C# VisualStudio for MacのXamarin.FormsでMacアプリ作成

「VisualStudio for Mac」の「Xamarin.Forms」でMacアプリが作れたら、
WindowsとUIが共有できるのではないか…と思って調べてみたのですが、
結論から書いてしまうと、不可能みたいです。

「Xamarin.Form」で作れるアプリは
https://developer.xamarin.com/guides/xamarin-forms/getting-started/installation/#Target_Platforms
で調べると、
 Android 4.0.3〜
 iOS 6.1〜
 Windows Phone 8.1〜
 Windows 8.1のタブレットとデスクトップアプリ
 Windows 10のユニバーサルアプリ(UWP)
 Windows Phone 8 Silverlight(非推奨)
のようです。

MacのUIを「VisualStudio」実現するには、
・「Xamarin.Mac」
「C# VisualStudio for Mac で Xamarin.Mac を使ってみる。」
・「Gtk#」
「C# VisualStudio for Mac でGtk#を使ってみた。gtk-sharp」
辺りから選択する事になるのでしょうか。


「Eto.Forms」ってのもあるみたい。
ちょっと調べてみようかな…
あと、
Nevron(NOV).NETクロスプラットフォームUIライブラリ
も気になる…こっちは有料みたい。




C# VisualStudio for Mac で Xamarin.Mac を使ってみる。


「VisualStudio for Mac」を使うと、
「C#」の記述で「Xamarin.Mac」を経由して「Cocoa」を使う事ができます。
XamarinでMacネイティブのプロジェクトを試してみます。


「Xamarin.Mac」から「Cocoa」を使ってみる


「VisualStudio for Mac」で新しいプロジェクトを作成します。
「Mac -> アプリ」の「Cocoa App」を選択
私は「AppName」を「testCocoa」として、
「プロジェクト名」と「ソリューション名」も「testCocoa」にしました。

このように表示されます。

・「AppDelegate.cs」…
  「DidFinishLaunching」メソッドはアプリケーションの開始時に呼ばれます。
  「WillTerminate」メソッドはアプリケーションの終了時に呼ばれます。
・「Entitlements.plist」…
  サンドボックス等セキュリティ範囲の制御。
・「Info.plist」…
  「Xamarin.Mac」のアプリケーション情報。
・「Main.cs」…
  メインエントリポイント。プログラムの開始場所です。
・「Main.storyboard 」…
  「Xcode」の「Interface Builder」を使用してこのファイルを編集し、UIを作ります。(ここでは、最初にUIへボタンとラベルを配置します。)
・「ViewController.cs」…
  「MVCモデル」の「コントローラー」となる部分。
  「storyboard」で作成された「ビュー(Form)」の「コントローラー」を受け持ちます。
  主にこのファイルに
  「ビュー(Form)」からの「イベント通知(ボタンクリック等)」の受け取りと、
  「ビュー(Form)」内の「コントロール(ラベル等)」の操作、参照の
  コードを記述します。
  「ViewDidLoad」メソッドは「View(Form)」がインスタンス化した直後に呼ばれます。
  「RepresentedObject」プロパティは「View(Form)」間での値の受け渡し用に使います。
・「ViewController.Designer.cs」…
  「Xcode」の「Interface Builder」でUI作成時、「VisualStudio for Mac」によって、
  自動更新される。手動で変更してはいけません。
  (「Xcode」側の「ViewController.h」とこのファイルが自動で同期される。)


UIを変更したいので
「Main.storyboard」をダブルクリックして、
「Xcode」の「Interface Builder」で開きます。


開かれた「Xcode」側のプロジェクトに変更を加えると、
「VisualStudio for Mac」側のプロジェクトに同期されます。

一番下のウィンドウ「View Controller」へ「Push Button」の「コントロール」を配置します。


配置した「Push Button」の「コントロール」のプロパティを表示して、
「title」を「開始」に変更します。



続いて、「Label」の「コントロール」を配置します。



配置したらこの画像に従って「下部のアイコン」をクリック。
「Add New Constraints」が表示されます。
「上、右、左」空き量の値を全て「30」と入力します。
設定後、「Add 3 Constraints」を押します。
これで「View(Form)」に対して「Label」の表示位置が左上に固定されます。

コードへ「接続」…
 Macの「Interface Builder」の場合、
 配置した「コントロール」をコードへ「接続」させる必要があります。
 「アウトレッド接続」と「アクション接続」があります。
 ・「Outlets」…
  「コントロール」の「プロパティ」が「アウトレッド接続」のコードを介して、
  公開されます。
  (「コントロール」の「プロパティ」は最初Publicではありません。
  「プロパティ」を参照する為には公開する必要があります。)
 ・「Action」…
  「コントロール」の「イベント」を「アウトレッド接続」のコードを介して、
  「イベントハンドラ」へと割り当てます。
  「コントロール」に対して「クリックイベント」等の「イベント」時に、
  実行するメソッドの割り当て(「アクション接続」)を行います。
  この方法を使うと、複数の「コントロールのイベント」を
  1つのメソッドに対して割り当てる事も可能です。

「コントロール」を「アウトレッド接続」と「アクション接続」させる
コードは「ViewController.h」へ記述されます。
ここでは、
「Label」を「アウトレッド接続」、「Push Button」を「アクション接続」させる
コードを「ViewController.h」内へ記述させます。
「Xcode」側「ViewController.h」への記述は、
「VisualStudio for MAC」側「ViewController.Designer.cs」へ
自動的に同期されます。
手順を書きます。最初は少し戸惑うかもしれません。
まず、
「Main.storyboard」を「Xcode」で以下のような形で表示させておきます。


次に、「Xcode」の右上の「丸が二つ重なったアイコン」をクリック。
コードの編集ウィンドウが開きます。
(「ViewController.h」でないコードが表示された状態になります。)


表示させたいコードをフォルダ階層のリストから選択できます。
ここで、「ViewController.h」のコードを表示させておいて下さい。
これで「コントロール」をコードへ「接続」させる準備ができました。

「Label」を「アウトレッド接続」させるコードを記述させて、
「プロパティ」を公開します。
「Label」を「Control」キーを押しながらドラッグして…

「ViewController.h」の画面の位置の行へドロップします。
(「@interface 〜{}」と「@end」の間の行)
ドロップすると以下の表示になります。
「Conection」が「Outlet」である事を確認後、
「Name」に「Label1」と記入し、「Connect」を押します。


「ViewController.h」に
「Label」を「アウトレッド接続」させるコードが記述され、
「プロパティ」が公開されました。

次に、
「Push Button」を「アクション接続」させるコードが記述させ、
「クリックイベント」をメソッド(イベントハンドラ)へ割り当てます。
「開始ボタン」を「Control」キーを押しながらドラッグして…
「ViewController.h」の画面の位置の行へドロップ。
(「@interface 〜{}」と「@end」の間の行)


「Conection」を「Action」にします。
「Name」に「ClickedButton」と記入し、「Connect」を押します。

「ViewController.h」に
「Push Button」を「アクション接続」させるコードが記述され、
「クリックイベント」がメソッド(イベントハンドラ)へ割り当てられました。

「Xcode」を終了させて下さい。
終了したら「VisualStudio for Mac」を表示させ、
「ViewController.designer.cs」のファイルを確認してみて下さい。


「ViewController.h」と同期され、
「Label1」の「プロパティ」が公開され、
「ClickedButton」メソッドへのイベントハンドラが設定されているのが確認できます。

最後に処理を実装します。
「ViewController.cs」を開いて下さい。
「ViewController」クラス内へ以下のコードを貼り付けます。
  private int ClickedCount = 0;
  partial void ClickedButton(NSObject sender)
  {
   int MyClickedCount = ++ClickedCount;
   //非同期処理
   var task = System.Threading.Tasks.Task.Run(() =>
   {
    for (int i = 0; i < 6; i++)
    {
     //ワーカースレッドからメインスレッドUIの更新
     InvokeOnMainThread(delegate
     {
      Label1.StringValue = MyClickedCount.ToString() + "回目" + i.ToString() + "秒";
     });
     System.Threading.Thread.Sleep(1000);
    }
    InvokeOnMainThread(delegate
    {
     var alert = new NSAlert();
     alert.InformativeText = MyClickedCount.ToString() + "回目非同期処理終了";
     alert.RunModal(); //モーダルダイアログ表示
    });
   });
  }
気をつけたいのは、
イベントハンドラのメソッドが「partial」となっているところです。

これで完成となります。
実行すると、
「1回目0秒→1回目1秒→…→1回目5秒」「1回目非同期処理終了」
の順に表示されます。
「非同期処理」の為、
「開始」ボタンを何回か押すと並列的に処理されます。





以下サイトを参考にしました。
https://developer.xamarin.com/guides/mac/getting_started/hello,_mac/
https://github.com/ytabuchi/XamarinHOL

2017年4月28日金曜日

C# VisualStudio for Mac でGtk#を使ってみた。gtk-sharp

「VisualStudio for Mac」を入れてはみたが、
MacのGUI作るのに「Gtk#」使っている人を見ないのでちょっと触ってみました。
(「Xamarin.Form」はMac非対応です。
 「Xamarin.Mac」から「cocoa」のUIを使った方がMacライクなUIになります。)
「Gtk#」は「Gtk+」のC#版です。
ついでに「Gtk#」を使って、
Windowsとのクロスプラットフォーム開発がどの程度できるかテストしてみます。


Macで「Gtk#」を使ってみる


とりあえず新しいプロジェクトを作成。
「Gtk#」を選びます。

私は「testGtk」の名前で新規プロジェクトを作成しました。

「ユーザーインターフェィス」の「MainWindow」を選択すると、

無事に「デザイナ」が立ち上がりました。
コントロールを配置します。
「ツールボックス」から「Fixed」を配置。
続いて「Button」と「Label」を配置します。
「button1」のプロパティを変更します。
「Button Properties」の「Label」を
「GtkButton」から「開始」に変更して下さい。

「デザイナ」の下にチラ見している「ソース」を選択すると、
ソースコードが表示されます。

「MainWindow」クラス内の一番下に以下のコードを追加します。
  //ボタンクリックイベント
  protected void ButtonClicked_Event(object sender, EventArgs e)
  {
    var task = System.Threading.Tasks.Task.Run(new System.Action(()=>{
      for (int i = 0; i < 6; i++)
      {
        label1.Text = zenRep(i.ToString()) + "秒";
        System.Threading.Thread.Sleep(1000);
      }
    }));
  }

  // 半角文字列を全角文字列へ変換
  private string zenRep(string s)
  {
    var resultStr = s;
    resultStr = System.Text.RegularExpressions.Regex.Replace(resultStr, "[0-9]", (p) => ((char)(p.Value[0] - '0' + '0')).ToString());
    resultStr = System.Text.RegularExpressions.Regex.Replace(resultStr, "[A-Z]", (p) => ((char)(p.Value[0] - 'A' + 'A')).ToString());
    return resultStr;
  }

コードを追加したら、表示を「デザイナ」に戻して
「ボタン」の「シグナル」の「clicekd」イベントの「ハンドラー」へ
クリックイベントのメソッド名を入れます。
「ButtonClicked_Event」と入力して下さい。



これで完成です。
「コマンド+エンター」等で「実行」してみましょう。
以下のようなFormが表示されます。



開始ボタンを押してみると…

無事「0秒」〜「5秒」までカウントされます。



クラスプラットフォーム化


クロスプラットフォームで動くかテストする為に、
完成した「VisualStudio for Mac」の「ソリューション」をフォルダごと
「Windows」側へコピーするか、共有して下さい。

次に、
「Gtk#for.NET」を「Windows」にインストールします。
「Windows」で以下のサイトへ行きます。
http://www.mono-project.com/download/#download-win
以下のファイルをダウンロード。


インストールを進めて下さい。

問題なくインストールが終了したら、
「Windows」の「VisualStudio」で「ソリューション」を開き、
実行してみて下さい。


「Windows」側でも無事動きました。
「0秒」〜「5秒」までカウントされます。
非同期処理も問題無く動いています。


感想


簡単な物であればすぐ実用に使えそうな気がします。
UIの見え方は「Gtk#」独特の物となりますが、
「Mac」と「Windows」のUIを共通で気軽に作れるのは凄く魅力的です。
ただ今の所、
プラットフォーム毎のショートカットの制御がわかりません。
誰か教えて下さい…

「Gtk#」のチュートリアルはここ。
http://www.mono-project.com/docs/gui/gtksharp/tutorials/

「Windows」側でのGUIデザイナ用エディタについて…
「Stetic」→「Monodevelop」「Xamarin Studio」に含まれている。「Gtk2」のみ対応
「Glade」→「Gtk2」「Gtk3」両方に対応
「VisualStudio」に組み込まれたGUIデザイナは今の処存在しない。
直接コードで書く事も選択肢に入るかも…。
http://grbd.github.io/posts/2016/01/29/gtksharp-part-2-setting-up-glade/

補足
「Gtk#」でダイアログを表示させる。
        //「Gtk#」のダイアログ
        //「using」は使えないので注意
        var md = new MessageDialog(
            this, DialogFlags.Modal, MessageType.Info,
            ButtonsType.Ok, "てすと\r\nテスト");
        md.Run();
        md.Destroy(); //←「Dispose()」は使えないので注意
ちょっと面倒な印象。
参考→http://7shi.hateblo.jp/entry/2012/04/24/233941



個人的メモ…

MacOS10.11.6上でlabelの半角欧文が文字化けした際、
解決はしなかったが勉強になったサイト。
「Gtk#」の日本語が文字化けに関する対処が書かれている。
http://kki-zakki.blogspot.jp/2008/12/monodevelop-20-alphamac-os-x.html

https://discussionsjapan.apple.com/thread/10052914?start=0

「gtkrc」ファイルをいじる
→「Visual Studio.app/Contents/Resources/lib/monodevelop/bin」
http://reiji1020.hatenablog.com/entry/2012/07/12/203443

フォント「サンフランシスコ」入れてもダメだった
https://www.ipentec.com/document/document.aspx?page=software-font-download-apple-san-francisco
https://developer.apple.com/fonts/

欧文系は全部試してダメだったので、たぶん日本語フォントっぽい。

「SuitcaseFusion」の問題だったみたい。
「Helvetica」をシステムから引っ張り出して、
「SuitcaseFusion」へ登録し直したら解決した。


winとmacのクロスプラットフォームなGUIならば
「electron.net」を検討してみるのも良いかも


teratail:Macで開発できるまでの手間が少なくて、
MacとWindowsで動作するGUIの
Twitterクライアントを作るにはどの言語が良いでしょうか。
https://teratail.com/questions/65420

2017年4月27日木曜日

C# NuGetのVisualSutudioとfor Macの管理の違い

「NuGet」は「C#」でパッケージ管理を行ってくれます。
依存関係のあるパッケージもインストールしてくれるし、
依存パッケージが非対応バージョンの時は最新バージョンへの自動更新も行います。

「Windows」と「Mac」で「VisualStudio」を使う場合、
まぁ、たいした違いはないのですが、
「NuGet」で管理にほんの少し違いがあるのでまとめてみました。



「Windows」の「NuGet」管理


プロジェクトで「右クリック->NuGetパッケージの管理->参照」
で任意の「NuGetパッケージ」を追加します。

「packages」フォルダ…
「VisualStudio」の「.sln」ソリューションファイルと同階層に
「packages」フォルダは作成されます。
「VisualStudio」側から直接「packages」フォルダの確認はしません。
プロジェクトの「参照」から確認します。
「packages」フォルダ内には依存関係も含めた各々のパッケージが、
「各パッケージ名」のフォルダとして展開されます。
「packages」フォルダは手動で削除しても問題ありません。
(ビルド時に自動で再ダウンロードされます)

「参照」内…
プロジェクトの「参照」から
追加された「パッケージ」(DLL)の存在を確認できます。
(ダブルクリックで「オブジェクトブラウザー」が見れます)

「packages.config」…
プロジェクトに「packages.config」XMLファイル作成されます。
追加したパッケージやバージョン情報が書き込まれたファイルです。
勝手に編集しない事。編集不可。



「Mac」の「NuGet」管理


プロジェクトで「右クリック->追加->NuGetパッケージの追加」
で任意の「NuGetパッケージ」を追加します。
追加処理が終わったら念のために、
プロジェクトの「参照」と「パッケージ」を、
それぞれ右クリックして「最新の情報に更新」を行っておきます。

「packages」フォルダ…
「VisualStudio」の「.sln」ソリューションファイルと同階層に
「packages」フォルダは作成されます。
「VisualStudio」側から直接「packages」フォルダの確認はしません。
プロジェクトの「パッケージ」から確認します。
「packages」フォルダ内には依存関係も含めた各々のパッケージが、
「各パッケージ名」のフォルダとして展開されます。
「packages」フォルダは手動で削除しても問題ありません。
(ビルド時に自動で再ダウンロードされます)

「参照/パッケージから」内…
プロジェクトの「参照/パッケージから」から
追加された「パッケージ」(DLL)の存在を確認できます。
(ダブルクリックで「アセンブリブラウザー」が見れます)
管理はプロジェクトの「パッケージ」から行います。

「パッケージ」内…
プロジェクトの「パッケージ」から
追加された「パッケージ」(DLL)の存在を確認できます。
(ダブルクリックで「アセンブリブラウザー」が見れます)
ここから自分で追加した各パッケージの管理ができます。
・「パッケージ」を右クリック…
  「パッケージの追加」→プロジェクトに新しい「NuGetパッケージ」追加。
  「更新」→「NuGetパッケージ」に新バージョンがあればアップデート。
  「復元」→破損した「NuGetパッケージ」を再ダウンロード。
       (新バージョンへのアップデートは行われない。)
・「パッケージ」階層下の更新したいパッケージを右クリック…
  「更新」→「NuGetパッケージ」に新バージョンがあればアップデート。
  「削除」→「NuGetパッケージ」を削除。関連「パッケージ」(DLL)も削除。 

「packages.config」…
プロジェクトに「packages.config」XMLファイル作成される。
追加したパッケージの情報が書き込まれる。
勝手に編集しない事。編集不可。




以下のサイトを参考にしています。
https://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?NuGet%20%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%AE%A1%E7%90%86
https://www.xlsoft.com/jp/products/xamarin/nuget_walkthrough.html





2017年3月17日金曜日

Visual Studio for Macで.NET Coreのインストール2

http://1studying.blogspot.jp/2017/03/homebrewopenssl_16.html
の続き

「Visual Studio for Mac」で「.NET Core」が使いたい。
「.NET Core」のインストール手順はここに記載されている。
https://www.microsoft.com/net/core#macos

「.NET Core」のインストールには、
「OpenSSL」の最新バージョンが必要な為、
前回、
Macのパッケージマネージャー「Homebew」と「OpenSSL」のインストールを行った。

「.NET Core」のインストール


https://www.microsoft.com/net/core#macos
内の

から「.NET Core」をダウンロードしてインストールする。
これで準備完了です。

「.NET Core」を試す


とりあえずコマンドを試してみます。

「ターミナル」で適当なフォルダを作成して、
その中で
dotnet new console -o hwapp
を実行します
そうすると、「hwapp」というフォルダが作成されて
その中に
「pwapp.csproj」と「Program.cs」ファイルが作成されます。

もし
「-o hwapp」を入れないとカレントフォルダ内に
「[ユーザー名].csproj」と「Program.cs」ファイルが作成されます。

「console」オプションは…
「-t console」の省略形です。コンソールプロジェクトを作成してくれます。
「-t web」で「ASP.NET Core MVCプロジェクト」
「-t lib」で「クラスライブラリプロジェクト」
「-t xunittest」で「xUnitテストプロジェクト」
等を作成してくれるみたいです。

作成された「.csproj」ファイルのあるフォルダへ移動して
以下のコマンドを入力します。
dotnet restore
dotnet run
「dotnet restore」は…
  依存するパッケージをリストア(リストア)ダウンロードしてくれます。
  (「obj」フォルダが作られ、その階層下に展開)
「dotnet run」は…
  ビルドと実行をおこないます。
  (「bin」フォルダが作られ、その階層下に展開)
  必ず「.csproj」のある階層で実行する事。

「Visual Studio for Mac」の
「.NET Core」の「Console Application」で作られた
「.csproj」プロジェクトも「dotnet run」で実行可能です。



2017年3月16日木曜日

Visual Studio for Macで.NET Coreのインストール1

「Visual Studio for Mac」で「.NET Core」が使いたい。
「.NET Core」のインストール手順はここに記載されている。
https://www.microsoft.com/net/core#macos

この手順に従い、「.NET Core」をインストールしてみる。

「.NET Core」のインストールの為には、
「OpenSSL」の最新バージョンをインストールする必要があった為、
Mac用のパッケージマネージャーからインストールを行います。

Mac用のパッケージマネージャーは主に、
「MacPorts」(マックポーツ)と
「Homebrew」(ホームブルー)が使われています。

今回は「Homebrew」をインストールしました。
その後、「Homebrew」から「OpenSSL」をインストールして、
シンボリックリンクを設定します。
以下が手順。

「Homebrew」(ホームブルー)インストール


https://brew.sh/index_ja.html
へアクセス

MACで「ターミナル」を開き
コマンドをコピー&ペーストして実行。

「ターミナル」から
インストール途中でパスワードを聞かれるので要入力。

「OpenSSL」のインストール


「ターミナル」から以下を入力
brew update
brew install openssl
mkdir -p /usr/local/lib
ln -s /usr/local/opt/openssl/lib/libcrypto.1.0.0.dylib /usr/local/lib/
ln -s /usr/local/opt/openssl/lib/libssl.1.0.0.dylib /usr/local/lib/
コマンド説明:
「brew update」…
  「Homebrew」を最新バージョンにしている。
「brew install openssl」…
  「OpenSSL」をインストール。
「mkdir -p /usr/local/lib」…
  「/usr/local/lib」フォルダを新規作成
「ln -s /usr/local/opt/openssl/lib/libcrypto.1.0.0.dylib /usr/local/lib/」
「ln -s /usr/local/opt/openssl/lib/libssl.1.0.0.dylib /usr/local/lib/」…
  作成したフォルダ内に「OpenSSL」ライブラリのシンボリックリンクを作成。

次に、「.NET Core」をインストールします。

続きは次回。

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